ボトルネックの見つけ方
直列構成のスループット上限は各段の処理能力の最小値で決まる。ボトルネックを改善して初めて全体性能の上限が高くなるとは?
意味
ボトルネックは、システム全体の性能を制限している最も処理能力の低い箇所である。直列処理では、各段の能力の最小値が全体のスループット上限になる。 ▍なぜ正解 直列構成では、全体の最大スループットは最も処理能力が低い構成要素に制約される。表ではデータベースが毎秒220件で最小なのでボトルネックであり、ここを改善しなければ他の構成要素を高速化しても全体の上限は毎秒220件のままである。 ▍よくある間違い 最大処理能力が最も大きい箇所を改善対象にする、又は現在の処理件数だけを見て能力の余裕を比較しない。 ▍試験の狙い 直列処理では各段の能力を並べ、最小値をボトルネックとして探す。
?応用情報技術者試験での問われ方
オンライン処理の構成図と、各構成要素が継続して処理できる最大要求数を資料に示す。全ての要求は図の四つの構成要素を順に通り、現在は毎秒180件を処理している。システム全体の最大スループットを最初に高めるため、優先して性能を改善すべき構成要素はどれか。
答え:直列構成のスループット上限は各段の処理能力の最小値で決まる。ボトルネックを改善して初めて全体性能の上限が高くなる
✓覚え方
流量は、一番細い首で決まる。
「直列構成のスループット上限は各段の処理能力の最小値で決まる。ボトルネックを改善して初めて全体性能の上限が高くなる」を、演習で定着させる。
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